一般社団法人南三陸研修センター様

一般社団法人南三陸研修センター様

企業や大学向けの研修プログラムを提供している一般社団法人南三陸研修センター様。東日本大震災の教訓を踏まえ、新たなまちづくりに挑戦してきた南三陸町から「学び」を得られるプログラムを提供しています。

震災から10年の節目に、南三陸で起こった「価値観の変化」を描き、視聴者に今後の社会や自分自身の在り方を考えさせる研修動画を作りたいというオーダーをいただきました。動画に登場した方々に実際に会いにいくという研修プログラムのイントロダクションとしても活用できることを想定し、持続可能な地域づくりを目指す南三陸の背景も伝えられるようにしました。

震災で多くのものを失った南三陸町の人々は、「本当に大切なものは何か?」や「生きるとは?」という問いを繰り返し自問してきました。この10年間で、たくさんの価値観の変化が生まれました。価値観が多様化する現代において、南三陸町の人々のこの「価値観の変化」こそがこれからを生き抜くための大切なヒントになるのではないかという思いで、制作のご依頼をいただきました。

はなぶさの得意とするドキュメンタリースタイルの一本です。震災を経ての「価値観の変化」という目に見えないテーマを、3組の登場人物のインタビューでシンプルに構成しました。過度な演出は排し、テロップで要点は伝えながらも、研修動画として視聴者が考えて咀嚼する余地もあるように引き算することを意識しました。ナレーションなし、インタビューのみで15分という短くない時間を飽きさせないのは、なんといっても言葉の力。事前の丁寧なヒアリングはもちろんのこと、出演者の語る言葉の強さに支えられた一本です。

「価値観の変化」というテーマは最初から決まっていましたが、誰にどんな切り口でインタビューをするかというところから一緒に考えていただきました。おかげさまで素晴らしい映像に仕上がり、さまざまなシーンで活用しています。

プロデューサー

安藤 仁美

出演者の方々とは、普段からご一緒する機会の多い間柄でしたが、視聴者の方からすれば、もちろん知らない人。有名人などではない、一町民のインタビューをどのように共感をもって伝えられるかが課題だと思っていましたが、出演者の方々の語りが素晴らしく、杞憂に終わりました。背景を知らなくても、詳しく説明しなくても、伝わるものは伝わる。視聴者を信じるということを教えてくれた一本でした。

ディレクター クリエイター

名字 名前

Myouji Namae

株式会社ウェッズ様は、カスタムホイールのパイオニアカンパニーです。 優れた品質を維持しながら、研ぎ澄まされた時代感覚で常に斬新な製品を開発し、業界をリードしています。 カスタムホイールの企画開発型商社としてオリジナル商品の直販体制を採用している、業界屈指の販売力を持った企業です。

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